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まとう、広げる、包む。 家でも外でも、日常を彩る一枚と。

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

ある時は、光を取り込む窓辺に。
ある時は、食卓を華やかに彩るテーブルに。
ある時は、風合いの良さを肌で感じるベッドリネンに。

使う場所や⽤途によって、その布の表情はがらりと変わる。
さまざまな⼈びとの暮らしから、〈14-23〉がある⾵景をお届けします。

 

まとう、広げる、包む。家でも外でも、日常を彩る一枚と。

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

都内のマンションの一角に構える、料理家・写真家として活動する長尾明子さんの住まいを訪ねました。「minokamo(みのかも)」名義で、各地の郷土料理から発想した現代にも馴染むレシピを提案しています。

旅先から持ち帰った器、調理器具、そして布。友人を招いて食卓を囲む日常には、暮らしの道具が寄り添います。

 

風を感じる、広いテラスがある暮らし

ミントティー、せいろのお饅頭

「仕事前に、まずはおやついかがですか?」

そう言って訪問して真っ先に長尾さんが出してくれたのは、蒸したてのおまんじゅう。せいろをそのままテーブルに置いて、立食スタイルで。気取らないおもてなしが、その場にいる全員の心をほぐしてくれました。

ミントティー、せいろのお饅頭

現在、故郷の岐阜県美濃加茂市と東京の二拠点生活をする長尾さん。夫と暮らすこの住まいでは、自宅で料理の撮影をすることも多く、仲間を招いて食卓を囲むのが好きな長尾さんにとって、広いリビングは欠かせません。そして街を見渡せる開放的なテラスも魅力的。天気がいい日は、テラスに並べたテーブルで、風を感じながら、外ごはんを楽しんでいます。

家庭庭園、ミント

「スーパーで買ったミントを植えていたら、こんなに増えたんですよ。家庭菜園というよりも、ほとんど生やしっぱなしですけど」と、笑顔でテラスに植物が育つ小さな庭を眺めます。

14-23 THIME、テーブルクロス、マルチクロス

プランターにはミント、パクチーなどのハーブのほか、かぼちゃやさつまいもなどの野菜も育ちます。「自宅にいながら、旬を感じられるのがいいんです。」この日も摘んだばかりのミントをどっさりいれたハーブティーを振る舞ってくれた長尾さん。雨上がりのじっとりとした空気を打ち消すように、新鮮なミントのさわやかな香りが広がります。

テラス、テーブルクロス

ちょっとしたお茶会に、今回お迎えしたのは〈THIME〉。テーブルに一枚添えるだけで、なんでもない日常も特別な一日に仕立ててくれます。スクエアサイズに合わせて、半分に折って使えばちょうどいい。

14-23 THIME、テーブルクロス、マルチクロス

マットな糸とシルバーのラメ糸で織った〈THIME〉は、光の当たり方で、きらきらと輝きを見せる一枚。テーブルクロスとしてだけでなく、窓辺にかければ、またちがった表情を見せてくれます。

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

 

好きにまっすぐ、食と写真がつくる日常

14-23 SEIRO、間仕切り、マルチクロス

京都の大学でテキスタイルを専攻し、卒業後は名古屋の出版社へ。その後、絵を学ぶため上京。「通っていたのはアトリエのような学校でした。卒業式の日には、わたしが作った料理をみんなで囲んで食べたんです。実は、それが大勢の人に料理を作った最初の体験でした。その時の楽しさは、今でも忘れられない思い出の一つです。」

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

子どもの頃から料理をつくるのが好きだったという長尾さんは、環境がかわるたび、食を中心に人との交流をつくってきました。「みんなで食卓を囲んで食べるのはやはり良い時間だなと思い、料理を作らせていただいてるうちに、色々なご縁をいただき料理家にさせてもらいました。」

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

同じくライフワークである写真は、高校生の頃から。「父親が買ってくれた小さいカメラを、毎日持ち歩いて、フィルムが終わったら学校帰りに近所の写真屋さんで現像して。通学路の景色や祖母の家など、日常にあるものを撮りつづけていました。」

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

現在は全国の郷土料理を取材し、料理や写真で活動する長尾さん。部屋に並ぶ器や道具からも、各地で出会った旅の記憶がうかがえます。

 

旅での出会いを持ち帰り、暮らしになる

14-23 SEIRO、間仕切り、マルチクロス

器は民藝から、作家もの、骨董もあり、旅先で購入することもあるそう。青森のりんご箱を積み上げた食器棚に収めています。

古材

部屋の角に重ねる端材も、あちこちから集まってきたもの。「自宅に人を招く機会が多いのですが、テーブルが足りない時にも使えるので、活躍しています。」島根に出張で訪れた際、魚屋のお父さんと意気投合して大きなまな板をもらってきたことも。長年使い込まれた板は、今は料理を盛りつける台として愛用しています。

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

「旅先でであった道具や器は、使うたびに、その時の楽しかった旅の空気感や出会った人たちのことを思い出します。」

 

異国感溢れる、DIYでつくるキッチン

14-23 TOSS、ネイビー、キッチン間仕切り

長尾さんにとって仕事場であり、暮らしの拠点でもあるキッチン。DIYで敷いたタイルシートや、ご機嫌なイエローの壁紙から、異国の雰囲気が漂います。今回は、そんなキッチンの入り口に軽やかな〈TOSS〉のネイビーをかけてみました。

14-23 TOSS、ネイビー、キッチン間仕切り、minokamo、長尾明子

「ここに布をかけるなんて考えたこともなかったですが、すごくいいですね!片側に寄せれば、出入りする時も邪魔にならないですし、オープン収納もほどよく隠せますね。まさに目から鱗です。」

キッチン間仕切り、minokamo、長尾明子

全部を隠すのではなく、仕切りの布として、さりげなく空間に持ち込む。薄手の布が一枚あるだけで途端に生活感がやわらぎ、落ち着いた印象に。季節にあわせて、お気に入りの布をかけ替えてもいい。つっぱり棒の〈Tension Rod〉と組み合わせることで、カーテンレールがない場所でも気軽に模様替えを楽しめます。

14-23 TOSS、ネイビー、キッチン間仕切り、minokamo、長尾明子

スペインで織られ、日本で染めた〈TOSS〉は、薄手でやわらかな質感だから、暮らしの道具だけでなく、肌に触れても心地いい1枚。気軽に洗濯できるので、日常のあらゆるシーンに寄り添います。

14-23 BAUMKUCHEN、間仕切り、突っ張り棒

同じように、リビングの入り口にも〈Tension Rod〉とあわせて、〈BAUMKUCHEN〉のグレーを取り入れました。厚手の布は、冷暖房の効率をあげる機能的な道具としても、生活に寄り添います。日本のリサイクル技術を活かして作るグレーとアイボリーのやさしい色合いのボーダーラインは、心地よい暮らしのアクセントに。

 

暮らしの布は、旅先でも重宝する一枚に

テキスタイルを専攻していたこともあり、暮らしの中でも布を身近に取り入れている長尾さん。リビングの窓辺には、韓国の伝統的な布「ポシャギ」が飾られています。

ポシャギ

「ポシャギは余り布や古い布をつなぎ合わせて作ったものです。日本でも昔は農家さんが、着古した野良着の生地をツギハギしながら再利用していましたよね。これは最近作られたものですが、もともと捨てられるはずだったものを手をかけて美しいものに生まれ変わる。そのものづくりの考え方にも、とても惹かれます。」

さらに、布は暮らしを彩るだけでなく、旅先では実用的な道具としても活躍しているそう。

大判スカーフ、会津木綿

「この大判スカーフは、友人のブランドで会津木綿で作ったものです。旅先ではスカーフとして使うのはもちろん、道の駅で買った食材を外で食べる時に、さっと広げて敷物代わりにすることもあります。小さく畳めて荷物にならないので、一枚持っていると本当に便利。布は使い方を決めすぎず、その場に合わせて自由に使えるところがいいですね。」

14-23 Re.nen、リネンカーテン、マルチクロス

広々としたテラスへ続く、日当たりのいいリビングに、今回、窓辺の模様替えとして提案するのは、天然素材のリネンの厚手〈Re.nen〉。ミントとイエローの組み合わせで、爽やかな初夏を演出しました。

既成のカーテンと違い、一枚ずつ選べる〈14-23〉は、季節や気分にあわせて、好みの色を組み合わせて楽しめます。同じ〈Re.nen〉シリーズからセレクトすることで、異なるカラーも自然と暮らしに馴染みます。

14-23 Re.nen、リネンカーテン、マルチクロス

明るいカラーでありながら、リネンのやわらかな質感は、木材や金属などの素材とも相性がよく、様々なテイストの空間にもフィットします。リビングの照明とリンクした景色が美しい。

14-23 Re.nen、リネンカーテン、マルチクロス

明るい印象のイエローは、眺めるだけで、気持ちまで晴れるような一枚。派手になりすぎず、ほどよく空間のアクセントに。

14-23 Re.nen、リネンカーテン、マルチクロス

2色の〈Re.nen〉と合わせた軽やかな布は、光を取り込む〈TOSS〉のホワイト。食卓や空間全体に明るさを保ちながら、心地いい抜け感をつくります。

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

取材の最後には、みんなで囲むランチを用意してくれた長尾さん。おにぎり、春巻き、蒸し野菜などがテーブルを鮮やかに彩ります。

14-23 Re.nen、リネンカーテン、マルチクロス

マグネットタッセルを組み合わせ、裾をたくし上げることで、布のやわらかさがより引き立ち、空間に動きが生まれます。窓辺の植物にもうれしい、心地いい光を取り込みながら。

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

食も布も器も道具も、その土地ごとの味わいや文化を大切にしながら、暮らしに取り入れてきた長尾さん。その思いが宿る食卓には自然と人が集まり、部屋には笑い声が響きます。

minokamo、長尾明子、料理家、写真家

 

 

person / Akiko Nagao (minokamo)

edit & write / Arisa Kitamura

photo / Yukihiro Shinohara
まとう、広げる、包む。 家でも外でも、日常を彩る一枚と。

14-23 SEIRO

自然な色合いや適度な光沢感、光や風を取り入れるテキスタイル。

12,800円(税込14,080円)

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まとう、広げる、包む。 家でも外でも、日常を彩る一枚と。

14-23 THIME

しっとりと光を取り込む、ナチュラルで軽やかな光が浮き上がるテキスタイル。

9,800円(税込10,780円)

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まとう、広げる、包む。 家でも外でも、日常を彩る一枚と。

14-23 TOSS (NY)

リネンとポリエステルの糸をバランスよく混ぜ合わせ、軽くて心地よい光を取り込むしなやかなテキスタイル。

10,800円(税込11,880円)

ONLINE SHOP
まとう、広げる、包む。 家でも外でも、日常を彩る一枚と。

14-23 BAUMKUCHEN

しっとりと柔らかいマルチテキスタイル。

10,800円(税込11,880円)

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